イ・ギイル中央災害安全対策本部第1統制官は10日、新型コロナウイルス定例ブリーフィングで「新規感染者数が7000人台を記録中」とし「さらに拡散が拡大すれば来週(特段の措置を)発表する可能性もある」と明らかにした。
韓国政府が「特段の措置」という言葉に言及した背景には、新規感染者が5000人台から突然7000人台に急増し、重症患者も連日800人台を記録していることがある。年末には、一日の新規感染者数が1万人を超えるだろうという見通しも出ている。
10日、中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規新型コロナウイルス感染者数は、国内6983人、海外流入39人の計7022人と集計された。今月8日(7174人)に過去最多を更新して以来、3日連続7000人台が続いている。
これとともに、新規変異ウイルスであるオミクロン変異感染患者も3人増加し、63人を記録した。今月1日に初めて感染者が確認された点を勘案すれば、1日に6人の割合でオミクロン患者が発生していることになる。
特に、重症患者は来週からさらに増える可能性も排除できない。通常、感染判定後7~10日後に、重症症例につながる場合がほとんどだからだ。
梨花女子大学付属木洞病院のチョン・ウンミ呼吸器内科教授は「感染者が増えれば重症患者が増えるのは当然のこと」とし「冬は室内接触を通じて感染速度がより速くなる可能性がある」と述べた。
このような特性を考慮すると、先週から新規感染者数が5000人以上に急増したため、重症患者は来週からさらに増える可能性が高い。
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