30秒ほどのこの映像には外国人のダンサーやグラフィティー(落書き)アーティスト、スケートボーダーなどが登場し、各自のリズムでアリランを表現する。
映像のラストでは、「あなたの中のリズムこそがアリランだ」というメッセージを世界の人に伝える。
この映像は、「文化遺産訪問キャンペーン」のグローバル広報プロジェクトの一環として制作された。韓服(韓国伝統衣装)、韓食(韓国料理)、韓屋(韓国伝統家屋)、ハングルに続いて5作目となる海外向けPR映像だ。
文化財庁と韓国文化財財団は、韓国の文化遺産の価値と魅力を海外に「より広く」、国内には「より身近に」伝えるため、ドバイ国際博覧会などに参加して文化遺産訪問キャンペーンを展開している。
徐氏はニューヨークで韓服とアリラン、英ロンドンで韓食、タイ・バンコクで韓屋、東京でハングルの映像を放映し、動画投稿サイト「ユーチューブ」とSNS(交流サイト)で世界に発信している。
5本の映像で音楽監督を務めたチュ・ボラ氏は「21世紀の音を乗せることで文化遺産が生きているというメッセージを伝えたかった」とし、「最後の映像をアリランで制作し、われわれの中のリズムを表現できて有意義だった」とコメントした。
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