女優ユン・ヨジョン、ユ・ジェソク、「aespa」ら6人が受賞…「2021 Visionary アワーズ」開催(画像提供:wowkorea)
女優ユン・ヨジョン、ユ・ジェソク、「aespa」ら6人が受賞…「2021 Visionary アワーズ」開催(画像提供:wowkorea)
韓国のエンターテインメント事業会社CJ ENMは1日午後、韓国のエンターテインメント産業のトレンドをリードし、変化と革新をリードした「Visionary(ビジョナリー)」6人の業績にスポットライトを当てるため、「2021 Visionary アワーズ」をソウル市マポ(麻浦)区サンアム洞の本社社屋で開催した。

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CJ ENMが昨年から始めた「Visionary」は放送・映画・音楽・公演など、その年のエンターテインメント業界を貫くトレンドキーワードを選定し、卓越した成果と影響力で文化産業のネクストビジョンを提示した人物の業績を讃える授賞式だ。 今年は歌手の「BTS(防弾少年団)」、「aespa(エスパ)」、タレントのユ・ジェソク、女優のユン・ヨジョン、CJENMのチェ・ジョンナムPD、ファン・ドンヒョク監督の6人を「Visionary」に選定し、先月24日に発表した。

同日の授賞式は、新型コロナウイルス感染症の拡散状況を勘案し、CJ ENMセンターで非公開で行われた。 今年も「Visionary」の「aespa」、ユ・ジェソク、ユン・ヨジョン、チェ・ジョンナムPDをはじめとする「STREET WOMAN FIGHTER(ストリートウーマンファイター)」のメンバーが参加した。 海外日程のため、「BTS」とファン・ドンヒョク監督は残念ながら出席できなかった。

トロフィー授与式の他にも大韓民国文化産業のビジョンを振り返る「Visionaryキーワードトーク」など様々なイベントが用意された。 特に今年は、どの年よりもグローバル市場でのKカルチャーの存在感や影響力が高まった一年だっただけに、大韓民国のエンターテインメント産業を率いる彼らの出会いそのものが意味があったという。

CJ ENMのカン・ホソン代表は「韓国エンターテイメント業界を輝かせてくださり、私たち皆にネクストエンターテイメントビジョンを提示してくださった『Visionary』の皆さんとともにすることができて本当に光栄」とし、「今年はヒューマニズムで共感し連帯し、共存の価値を実践するクリエイターの役割がいつにも増して輝く一年だった。 時代精神や未来への模索で、今年エンターテインメント業界からインスピレーションを頂いた『Visionary』の皆さんに感謝する」と伝えた。

映画「ミナリ」でアカデミー映画賞を受賞し、新しい歴史を刻んだ女優ユン・ヨジョンは、「私は予知者でも預言者でもないのに、なぜこの賞を与えてくれるのか考えた。 運がよかったのかアカデミー賞を受賞し、そのように先駆者になって受賞したものだと解釈した」と述べ、さらに「私が今まで会った人の中で、最も真なる『Visionary』はイ・ミギョン(李美卿)副会長だと思う。 この賞を彼女にお返ししたい」と受賞の感想を述べた。

急速な変化の中でも独歩的な芸能世界観を構築したユ・ジェソクは「トレンドを作っていく能力は足りないが、新しく変化した姿をお見せしたい。 Kコンテンツを通じて驚くべきことが起きているが、世界から愛される『Kエンターテイメント』を披露できるよう努力したい」と語った。

また「STREET WOMAN FIGHTER」を通じて「ストリートダンス」という非主流の素材を芸能界に引き上げ、新しいビジョンを提示したチェ・ジョンナムPDは「ダンサーの皆さんとこの栄光を分かち合いたい。 制作をする立場で、私はどのようなリーダーか考えるようになった。 ご出席くださったアーティストや監督をはじめ皆さんに感謝し、この賞を分かち合いたい」と応えた。 特にこの日の授賞式には、「STREET WOMAN FIGHTER」のメンバーたちが応援のため現場に駆け付け受賞を直接祝い、放送後も相変わらずのチームワークをアピールした。

最初のメタバースグループとしてアイデンティティを確立した「aespa」は「『Visionary』の方々とご一緒できてとても光栄だ。 負担よりも責任感を持って、これから良い姿、善良な影響力を与えるアーティストになれるよう努力したい」と喜びを表した。 さらに今年、全世界に「イカゲーム」ブームを巻き起こしたファン・ドンヒョク監督は、「皆さんと同じ時空間にいるわけではないが、『Visionary』という名前の中でともにつながっている感じだ。 受賞された皆さん、おめでとう」と映像で受賞の感想を伝えた。

一方、「2021Visionary」が選んだエンターテイメントトレンドの細部キーワードは、△時間と空間、現実と仮想の境界を超越して全世界をコンテンツに没頭させた「脱領土主義」△エンターテインメントジャンルに対する既存の公式を完全に破ってエンターテインメントの定義を変えた「超エンターテインメント時代」△パンデミック時代の中の「共通認識」のように「共感」の境界を越えた「超エンターテインメント時代」(Hyper entertainmentism)△パンデミック時代の境界を越えて「ともに」の価値を実現した「共存のための共感(Empathy for coexistence)」だ。

CJ ENMは今月中旬、「Visionary」の意味と業績、エンターテインメント業界に与えた影響力などにスポットをあてたドキュメンタリーやインタビューなどを公開する予定だ。
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