英国では、新型コロナ“オミクロン変異株”の感染事例が22件に増加した(画像提供:wowkorea)
英国では、新型コロナ“オミクロン変異株”の感染事例が22件に増加した(画像提供:wowkorea)
英国では、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株“オミクロン”の感染事例が22件に増加した。

30日(現地時間)英国メディアによると、この日オミクロン株の感染事例が11件追加されたことが確認された。

スコットランドでこれまでに発生した9件は、全て先月20日に開かれた私的イベントと関連があることが把握されている。感染者たちは先月23日頃陽性判定を受け、病院治療が必要な状態ではない。

サジット・ジャビット保健相は「市中感染がすでに始まっている可能性が高い」と語った。

英国政府はこの日から、公共交通と商店などでのマスク着用を再び義務化すると同時に、ブースター接種(追加接種)に総力を傾けることを決定した。

ボリス・ジョンソン首相はこの日の記者会見で「1月末までに18歳以上のブースター接種完了目標を達成するため、全てを注いでいく」と語った。

また「薬局など1500か所でワクチン接種を行なう計画で、臨時ワクチン接種センターが “クリスマスツリー”のように現れるだろう」と語った。さらに、ブースター接種の支援人材として、軍から400人が投入される。ジョンソン首相は2日にブースター接種を受ける予定である。

ジョンソン首相は「オミクロン株の脅威からの最善の防御はワクチン接種だ」と語った。

またジョンソン首相は、在宅勤務勧告などさらなる規制には消極的な態度を示し、再封鎖の可能性については「極めて低い」と答えた。

一方、英製薬企業“アストラゼネカ”と英オックスフォード大学は「必要ならば、速やかにワクチンをアップデートすることができる」と伝えた。

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