韓国の金富謙首相(画像提供:wowkorea)
韓国の金富謙首相(画像提供:wowkorea)
韓国では来年の大統領選と地方選挙を控える中、韓国政府は公職者たちの選挙中立義務違反行為を防止するための「通報センター」を設置することにした。

きょう(29日)国務調整室によると、キム・ブギョム(金富謙)首相は前日午後の国務委員懇談会で「厳重な選挙中立のために努力しよう」とし、先のような選挙中立および公職綱紀を求めた。

懇談会には、海外出張中の外相を除いた経済・社会副首相など国務委員17人全員と大臣級の中央行政機関長7人が出席した。

国務調整室は、速やかに通報センターを設置し各種の選挙中立違反行為に対する情報を収集し徹底して対応していく計画である。「以前、女性家族部(省)など個別の省庁で発生した “公約開発指示”の問題が発生してはならない」という主旨である。また年末年始とムン・ジェイン(文在寅)政権の任期末が重なることから、総理室・行政安全部(内務省)を中心に積極的な監察を実施し、公職綱紀を引き締めることにした。

出席者たちは、その他に予算審議状況や省庁別の国政課題の仕上げ方案・新型コロナウイルス感染症防疫管理などについても話し合った。

キム首相は「文政権の成果が正当に評価され後代に拡散していくためには、残りの任期における抜かりなくしっかりとした国政管理が必要だ」とし「内閣がワンチームとなって、防疫危機克服と民生問題解決に最後まで最善を尽くしていこう」と語った。

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