この変異の存在を初めて保健当局に知らせた南アフリカ医師会のアンジェリーク・クッツェー会長は27日(現地時間)、英国メディアのテレグラフやガーディアンなどとのインタビューで、オミクロン株の感染症状について「特異だが軽い」と明らかにした。
クッツェー会長は「オミクロン株の感染者約20人を診療した結果、このように把握された」と述べた。感染者のうち約半分がワクチンの未接種者だったという。大半が「疲労感」を訴える健康な男性だった。
「目立った症状はない。筋肉痛や1~2日程度の疲労感などがほとんど」とし、「味覚・嗅覚を失った患者もいなかった」と強調した。
クッツェー会長は、伝播性が高いオミクロン株の拡散による大流行については「今の段階ではすべて予測にすぎない」とし、「今までの事例はすべて軽い水準」と指摘した。
続いて「深刻に心配する段階ではない。懸念される状況を観察してはいるが、現在は『誇張が横行している』と言いたい」と付け加えた。
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