24日、サウジアラビア・リヤドで開催された2021アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦で浦項とアル・ヒラルが激突。結果、浦項が0-2で敗れた。
2009年、同大会で優勝した浦項は、今シーズン主力選手らの負傷と外国人選手の不振などで厳しい状況に置かれたが、ACL決勝まで駒を進めた。しかし、優勝までは果たすことができなかった。
試合後、キム・ギドン監督は「かなり早い時間帯で失点し、私たちが準備してきたものが出せなくなってしまった」とし、「精神的に焦ることになってしまい、ミスも多くなった」と振り返った。
特にキム監督は、前半12分シン・ジンホのシュートがゴールポストにあたったシーンについて「それ以降、チャンスを作ってもゴールに繋がらず…あのゴールが決まっていれば、もっとおもしろい試合になっていただろうと思う」と悔しがった。
キム・ギドン監督は「まず韓国から来てくれたサポーターが応援してくれた中で優勝カップを手にすることができず、サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱい」とし、「悔しい点は、私たちが準備してきたものを50%しか出せなかったこと」と言及。その上で「若い選手たちが緊張してしまったようだ。若い選手たちが今回の試合を通じて、大きく成長してくれたのならうれしいと伝えたい」と明かした。
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