中央災難安全対策本部の会議で発言する全長官=22日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議で発言する全長官=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、1週間の1日あたりの平均重篤・重症者数が今月に入り3週連続で増加した。

 政府の中央災難(災害)安全対策本部第2次長を務める全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は22日、同本部の会議で、「直近1週間の1日あたりの平均重篤・重症者数は498人で、11月第1週から3週連続で増加している」と説明。「政府は病床と医療現場の人員の確保に万全を期している。高リスク群のワクチン追加接種を拡大し、重篤・重症者数を最大限減らしていく」と述べた。

 また、ワクチン接種完了後、免疫力の低下が著しく現れている療養型病院の入院患者や療養施設の入所者に対しては積極的に追加接種を勧めるとし、追加接種の対象者が早期に接種を終えることができるよう人員を最大限支援するとの方針を示した。

 全氏はこの日から首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の幼稚園、小中高校で全面登園・登校が再開されたことを受け、防疫を徹底するよう強調した。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40