PM2.5の非常低減措置を発令…「屋外活動自制」＝韓国ソウル市

韓国ソウル市は20日午後5時15分に第1段階の非常低減措置を発令したと明らかにした。

きょうのPM2.5の濃度は深夜から午後4時までに平均50μg/m3を超え、首都圏全地域に注意報が発令された。日曜日の明日は24時間で平均50μg/m3を超えることが予測され、危機警報(関心)発令要件を満たした。これに伴い、韓国環境部は21日午前6時から午後9時まで、首都圏(ソウル、仁川、京畿)地域にPM2.5危機警報「関心」段階を発令すると予告した。

今回の措置発令によってソウル市は21日午前6時から午後9時まで1~3種大気排出事業場45か所の営業時間の短縮・調整、飛散粉塵が発生する建設工事現場353か所の工事時間の短縮・調整、老朽建設機械の使用制限、道路清掃の強化などPM2.5低減対策を施行する。また、ソウル市・自治区主管の野外行事は原則的に禁止される。

ソウル市は市民らになるべく屋外活動を自制して、やむを得ず外出するときは保健用マスクの着用など個人の健康保護に留意するよう要請した。