李氏(左)と尹氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李氏(左)と尹氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが19日に発表した来年3月の大統領選候補の支持率は保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が前回調査(10月19~21日)に比べ11ポイント上昇の42%、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は3ポイント下落の31%だった。前回調査では李氏が34%で尹氏(31%)を誤差の範囲内でリードしていたが、1カ月で形勢が逆転した。 中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表は7%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表は5%だった。 次期大統領の選好度を自由回答形式で尋ねた調査でも、尹氏が34%の支持を得た。2週間前の前回調査時に比べ10ポイントの上昇。李氏は1ポイント上昇の27%だった。 韓国ギャラップは、李氏は今年5月から10月まで選好度が20%台半ばで上位をキープしていたが、与党の公認候補に決まってから1カ月たったにもかかわらず支持が伸び悩んでいると分析した。 政党支持率は、国民の力が前週より3ポイント上昇の39%となった。朴槿恵(パク・クネ)政権下の2016年に大統領の友人による国政介入事件が発覚して以降、同社の調査で最高を記録した。 共に民主党は5ポイント下落の29%となり、両党の支持率の差は2ポイントから10ポイントに開いた。 韓国ギャラップは国民の力の最近の支持率上昇について、大統領選候補を決める党予備選の最終盤の熱戦が注目を集めた影響とみていたが、今ではそれ以上の変化が読み取れると分析している。 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週に比べ3ポイント下落の34%だった。 調査は16~18日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施した。
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