中国の人口バランス問題が深刻化……「結婚適齢期」の男性が女性より1752万多いことが明らかに=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国の人口バランス問題が深刻化……「結婚適齢期」の男性が女性より1752万多いことが明らかに=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国の「独身の日(光棍節)」とされる11月11日を迎え、中国国内の不均衡な男女比率が話題に上っている。

 中国国家統計局のデータによると、20歳から40歳までの人口では、男性が女性よりも約1752万多い。

 中国では80年代から男児の出生率が高くなりはじめたとされる。そのため、現在結婚適齢期にある男女では男性の比率が高く、結婚相手を見つけられない男性が増えている。

 また、地域による人口比率の違いも問題だ。経済的に遅れた農村部では男性が多くなっている一方、大都市では逆に適齢期を過ぎても結婚できない女性が増加しているという。そのため、中国では結婚したくても相手を見つけられない人が増え、社会問題となっている。

 このような人口不均衡問題の背景には、伝統的な男尊女卑の思想があると言われる。

 あるインターネットユーザーは「友達10人のうち9人が男の子を産んだ。これって普通じゃないよね?」と投稿。

 また、別のネットユーザーは「本当にいい人に出会えなければ、結婚しなくてもいい。1人なら生活に余裕があるけど、結婚するために家を買ったり結婚費用を出したりしたらすぐにお金がなくなっちゃう。相手がいい家に住みたいと言ったら、ローン地獄に陥ってしまう。それなら1人の方がいい。結婚するためにわざわざ親の援助を受ける必要なんてない」と想いを吐露し、中国の若者が直面している問題を代弁している。
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