韓国デジタル貿易プラットフォーム企業、100億ウォンの投資誘致に成功＝韓国報道

デジタル貿易プラットフォーム『イエスビー(YESBEE)』を運営している「(株)AIONCO KOREA」は9日、「KB Investment」、「KB証券」、「韓国投資パートナーズ」、「SJ投資パートナーズ」、「The Wells Investment」、「crit Vventures」、「新韓キャピタル」から約100億ウォン（約9億6000万円）規模の投資誘致に成功したと発表した。

　『イエスビー』は今回の投資で中国、米国、東南アジアに続き、特に日本のオン・オフライン市場への進出を目標に、K-ブランドのグローバル進出に拍車をかける。これに合わせて、約3000坪規模の「イエスビー・ハイブ・フルフィルメントセンター」の拡張を年内に完了し、関連IT技術の開発に投資する予定だ。

　今回、「イエスビー・ハイブ・フルフィルメントセンター」を通じて、K-ブランドの韓国国内配送処理だけでなく、全世界へのB2C、B2Bフルフィルメント配送処理を可能にし、複雑な貿易通関業務やグローバルフォワーディングマッチング業務も同時にサービスする計画だ。

　また、今回の契約によって自社の従来の組織構造とビジネスモデルを新たに整備し、『イエスビー』の海外輸出支援サービスを基盤に中国、日本におけるビジネスの成長基盤を構築する予定である。

　(株)AIONCO KOREAのチョン・ジェフン代表は「今回の投資誘致を通して『イエスビー』は国内ブランド社により革新的なオン・オフライングローバル供給網ネットワークを提供する」とし、「ブランド社が国内市場で“zero to on”に成功したのであれば、『イエスビー』はグローバル市場でブランド社が“one to ten”に成長できるように最善を尽くす」と述べた。