ソウル市、ウィズコロナに合わせ学童保育施設を通常運用へ=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市、ウィズコロナに合わせ学童保育施設を通常運用へ=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市は7日、放課後や長期休暇中に小学生なら誰でも利用することができる学童保育施設について、「ウィズコロナ」(段階的な日常回復)の施行に合わせて、同一時間帯50%の利用制限なく通常運営すると明らかにした。

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市によると、現在、学童保育施設は25の全区域で186か所を運営している。 新型コロナウイルスで通常の登校や授業が行われていない状況でも、休むことなくサービスを提供していたが、社会的距離確保の体系で最も深刻な第4段階分類時は同一時間帯50%の利用制限措置をとっていた。

学童保育施設利用者の満足度は高い。市が利用実態調査を行った結果、保護者の95.9%が「満足している」と答え、88.6%が「フルタイム勤務の継続など、経済活動に役立った」と回答した。また、同施設利用後、94%が「子どもが放課後も安全に保護されているという安心感」と、93.6%「子どもに様々な経験が提供されている」と回答しており、子どものケアに寄与していることがわかる。

市はウィズコロナへの転換によって、ワクチン接種を完了した外部講師やボランティアの立ち入りが許可されることになるため、休みや遊び中心の多様なコンテンツの活性化でケアサービスの質を向上させる計画だ。

学童保育施設を利用するためには、各地域のポータルで予約が可能。手続きは100%オンライン受付で、電子出欠管理システムなど各地域のポータルの改善でオンライン利用の利便性を高めた。

市は来年も同施設30か所を追加設置するなど、持続的な拡充で安心できるケアを強化していく計画だ。

ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「学童保育施設の拡充、地域児童センターの公共性強化などを通じて、家庭内ケアの負担を緩和し、共同育児の場をさらに拡充していきたい」と話した。
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