4日、市場調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、2021年第3四半期、米スマートフォン市場の占有率1位は42%を占めたアップルだった。さらに、サムスン電子は35%で2位を守り、続いてモトローラ8%、TCL 5%、ワンプラス3%などだった。
特に、サムスン電子は第3四半期に米市場で目を見張る成長を見せた。前年同期比の占有率が5%上昇したが、これは昨年第1四半期の32%以降、最も高い数値だ。
アップルも前年同期比の占有率が3%増加した。しかし、サムスン電子の成長幅が大きくなったため、両社間の占有率格差は1桁台に縮小した。昨年以降、両社間の占有率格差が2桁だったことを考慮すれば、大きな変化といえる。
米スマートフォン市場全体は前年同期比1%成長した。半導体の供給不足という状態が続く中でも、アップル、サムスンなどが十分な量を確保しシェアを増やしたことが、全体の市場成長にも寄与したという分析だ。
カウンターポイント研究員の一人は、「アップルのiPhone13が第3四半期、米市場全体の販売量の17%を占めた」とし、「サムスン電子も折りたたみスマートフォンシリーズ販売に成功し、Galaxy Aシリーズに低価格の5Gスマホモデルを増やした」と話した。
欧州市場では、サムスン電子が占有率1位を守った。カウンターポイントによると、サムスン電子は2021年第3四半期、欧州のスマートフォン市場で占有率30.4%を記録し、続いて中国のシャオミが23.6%で2位、アップルは22.1%で3位だった。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 112