エアフォースワン11年間の任務を終える…新専用機は来月投入=韓国(画像提供:wowkorea)
エアフォースワン11年間の任務を終える…新専用機は来月投入=韓国(画像提供:wowkorea)
「エアフォースワン」と呼ばれる大統領専用機であるボーイング社B747-400(写真)が、今月末にムン・ジェイン(文在寅)大統領の主要20か国(G20)首脳会議の参加を最後に退役する。11年間にわたる空軍1号機としての任務を終えることになる。

韓国空軍などによると25日、現在の空軍1号機は2001年に製作されたもので、大韓航空所属の旅客機を借りて改造したものだ。B747-400が民間航空会社では既に見ることが難しい旧型のうえ、安全性の問題も取り上げながら、新しい航空機導入の必要性が議論された。

B747-400の後に続く空軍1号機はボーイング社のB747-8iとなる。大韓航空から5年間のリース契約を結んだ。ボーイング747系列の最新型である747-8の旅客型で、既存の機種より6m長くなっており、航続距離も500kmほど伸びた最大1万5000kmを飛行することが可能だ。

B747-8iは大統領専用機として転換するために、昨年5月にドイツのハンブルクで改造を終えた。VIPのための部屋が広範囲に再設計され、保安機能が強化された。また、通信機器も改造して外部攻撃を遮断し、軍と衛星で直接連結することができる国家指揮通信網と衛星通信網も備えている。
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