韓国の新規感染者「1190人」…政府、きょう「ウィズコロナ」草案を公開

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は25日午前0時基準で1190人を記録した。前日（24日午前0時基準）より233人減少したものの、週末を迎え総検査数が大きく減少した影響を受けた。ワクチン接種完了率は前日と同様、70.1%を記録した。

政府はこの日、「新型コロナウイルス段階的な日常回復の履行計画公聴会」で、11月初めから適用する防疫体系の草案を公開する。食堂・カフェなどの多重利用施設における営業時間制限の解除、私的集まりの人数増加、高危険施設でのワクチンパスの導入などが盛り込まれる見通しだ。3段階と予想される「段階的緩和」の転換間隔も公開されるものとみられる。「ウィズコロナ（段階的な日常回復）」への転換に合わせ、在宅治療は大きく増えるものと観測される。

中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は1190人と集計された。国内発生の感染者は1167人、海外流入の感染者は23人で、累積感染者は35万3089人だ。

重症者は322人、死亡者は7人で、累積死亡者は2773人（致命率0.79%）だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たに3730人がワクチンを接種し、計4076万8114人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は79.4%だ。接種完了者（2次接種者）は1万6380人で、累積3599万2708人、70.1%だ。

同日の国内発生基準の首都圏感染者は943人で、感染者全体の80.8%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル451人、キョンギ（京畿）道397人、インチョン（仁川）95人だった。