RC135Wが偵察飛行を行ったことが明らかになった(イラスト)=(聯合ニュース)
RC135Wが偵察飛行を行ったことが明らかになった(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米軍が韓国初の国産ロケット「ヌリ」の打ち上げ後、偵察機を出動させ北朝鮮軍の動向監視を行ったことが22日、分かった。

 韓国軍当局と航空機の航路を追跡するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、米空軍の偵察機RC135W1機が同日午前、韓国西の黄海の上空から北東部の江原道襄陽の上空まで偵察飛行を行った。RC135Wはミサイル発射前に地上遠隔計測装置から発信される信号を捉えることができ、弾頭の軌跡などを分析する装置も搭載している。北朝鮮が極超音速ミサイルを発射した先月28日も飛行を行ったことが分かっている。

 米軍がヌリの打ち上げ後に監視・偵察を行ったのは、北朝鮮の弾道ミサイル発射準備の兆候などを探知する意図とみられる。


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