韓国の新規感染者「1440人」、早ければあす「ワクチン接種完了率70%」達成

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は22日午前0時基準で1440人を記録した。2日連続の1500人以下で、水曜日に続きこの日も木曜日基準で14週ぶりに1500人以下に減少したことになる。特に、新規感染者は9日の1953人以降、14日連続で2000人未満を記録しており、「4次流行」が少しずつ安定化してきているとの分析だ。

キム・ブギョム（金富謙）首相は、「早ければあす（23日）、ワクチン接種完了率が全国民の70%を超えるものと予想される」と述べた。同日基準の累積接種完了率は68.2%だ。これとともに、来月初めのウィズコロナ（段階的な日常回復）への転換と関連し、「日常回復初期にはワクチン完了者を中心に防疫を緩和する」とし、「ワクチンパス」の導入も示唆した。

中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は1440人と集計された。国内発生の感染者は1420人、海外流入の感染者は20人で、累積感染者は34万8969人だ。

重症者は342人、死亡者は16人で、累積死亡者は2725人（致命率0.78%）だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たに5万8594人がワクチンを接種し、計4064万4903人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は79.2%だ。接種完了者（2次接種者）は40万5795人で、累積3500万3778人、68.2%だ。

同日の国内発生基準の首都圏感染者は1145人で感染者全体の79.5%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル513人、キョンギ（京畿）道512人、インチョン（仁川）120人だった。