韓国の文勝ウク産業通商資源相(画像提供:wowkorea)
韓国の文勝ウク産業通商資源相(画像提供:wowkorea)
韓国とカザフスタンは自動車、合金鉄プラント、レアメタル、保健・医療分野において協力を強化する。ユーラシア大陸の要衝地に位置しているカザフスタンは中央アジア最大の産油国らしく、豊富な資源などを基に中央アジアの成長を主導している。世界最大のウラン生産国であり、また韓国にとって中央アジア最大の交易・投資対象国で、新北方施策の核心パートナーである。

韓国の産業通商資源部(経済産業省に相当)は、ムン・スンウク(文勝ウク)産業通商資源相がきのう(21日)、ソウルのロッテホテルで開かれたカザフスタンのロマン・スクリャル経済副首相との面談で、先のような経済協力強化方案を話し合ったことを伝えた。

今回の面談は、去る8月16~17日にソウルで行なわれた両国の首脳会談の後続措置として開かれたものである。

2019年ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領がカザフスタンを公式訪問した当時、ヌルスルタン・ナザルバエフ初代大統領との会談で、カザフスタン側が韓国の原子力発電所建設参加を提案している。カザフスタンは世界最大のウラン生産地を保有しているなど、原発建設のための基本的なインフラが備わっている国である。

ムン産業通商資源相は「カザフスタン政府は両国首脳会談の後続措置の一環としてわが国の協力プロジェクトを担当する特別ワーキンググループを新設し、スクリャル経済副首相が直接わが企業たちによる現地事業の条件改善と問題事項を解決してくれたことに謝意を表す」とし「わが政府も両国間にとって互いに有益な新規成果事業が発掘されるよう、必要な支援を惜しまない」と語った。

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