オンラインを通じた韓国の農食品の輸出により、ロシアの消費者が韓国商品を購入している様子(画像提供:wowkorea)
オンラインを通じた韓国の農食品の輸出により、ロシアの消費者が韓国商品を購入している様子(画像提供:wowkorea)
ことしも韓国の「Kフード」の熱風が続く中、ことしの第1~3四半期(1~9月)における農食品の輸出額がこれまでの最高を記録した。昨年、新型コロナウイルス感染症事態により韓国全体の輸出がマイナス成長であった時も、農食品の輸出は歴代最高の輸出額を達成していた。

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これは、政策当局である農林畜産食品部(省)と韓国農水産食品流通公社(aT)が新型コロナパンデミックの状況の中、海外の大型オンラインモールに「韓国食品国家館」を開設するなど、海外のオンラインマーケティングを全方位的に支援した政策の成果だと分析されている。またオンラインを通じた食品流通・消費が増加している世界的トレンドに着目し、オンラインの状況を反映した流通チャンネルの多角化と輸出市場の多角化戦略を推進したことも主な要因だとみられている。

きょう(21日)農林畜産食品部によると、ことしの3四半期(1~9月)における農食品の累計輸出額は61億9000万ドルで、昨年同期間より12.3%増加した。年度別の3四半期累計輸出額では、今回初めて60億ドルを突破した。

農食品の輸出の好調は、新型コロナパンデミックの中、中小の農食品輸出企業による海外オンライン版図の開拓とオンライン直輸出企業の育成など、非対面の輸出支援に総力を傾けた成果である。

農林畜産食品部のキム・ジェヒョン輸出振興課長は「中国・米国・新南方など世界的な大型オンラインモール内の “韓国食品館”を通じて、多様な韓国の農食品が入店することができるよう基盤拡大を支援し、中小食品企業たちのデジタル力強化を通じたオンライン直輸出企業の育成を引き続き推進していく」と語った。

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