外務省報道官は、北朝鮮の主権が妨げられない限り朝鮮半島は緊張状態にならないとする一方で、「米国と追従勢力が是が非でも誤った行動を選択するならば、より厳重で深刻な結果を招く触媒になりかねない」と警告した。
また、米国と国連安保理の動きに対し北朝鮮はこれまでにも強い懸念を表明してきたと言及した。
安保理は20日午後(日本時間21日午前)に非公開の緊急会合を開き、北朝鮮のSLBM発射実験に関する対応を協議した。
報道官は今回の発射実験について「米国を意識したり狙ったりしたものではなく、純粋な国家防衛のため以前から計画していた事業だ。米国はこれを憂いたり悩んだりする必要はない」と強調。さらに「米国が保有するか開発中のものと同じ兵器体系をわれわれが開発、実験するからといって、これを批判することは明白な二重基準であり、朝鮮民主主義人民共和国を敵視しないという彼らの真意への疑念を強めるだけ」と不満をもらした。
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