【ソウル聯合ニュース】64カ国・地域の138都市に支会を持つ在外韓国人最大規模の経済団体、世界韓人貿易協会(World-OKTA)は14日、理事会を開いて張永軾(チャン・ヨンシク)前首席副会長(53)を第21代会長に選出した。 張氏は会長選出を受け、「和合と革新で成長するOKTAの目覚ましい跳躍を成し遂げる」と抱負を述べた。 2003年にWorld-OKTAに入会した張氏は東京支会の事務局長、支会長を経て次世代担当副会長、首席副会長を歴任したほか、1980年代以降に来日したニューカマーとして初めて在日同胞による経済団体、東京韓国商工会議所(東京韓商)の会長を務めた。 張氏は韓国の大学を卒業後、93年に日本に渡って免税店事業を中心とする永山(東京・台東区)を設立。韓国人として初めて日本全域での家電製品流通事業への進出が可能となる調達免許を取得し、自衛隊が発注した洗濯機を競争入札で落札して納品した。 韓国では、大統領表彰を受けたほか産業資源部、教育科学技術部、海洋水産部の長官賞などを受賞した。 張氏は11月1日付で会長に就任する。
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