ルノーサムスンのXM3(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ルノーサムスンのXM3(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】世界的な半導体不足が長期化している影響で、韓国完成車メーカーの9月の販売台数が前年よりも2割近く減少した。 現代自動車、起亜、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が1日発表した9月の国内・海外販売台数は計56万8308台で、前年同月比18.9%減少した。 国内販売は秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休で操業日数が減ったことなどが影響し、同33.7%減の9万1790台だった。5社すべてが減少した。 海外販売は47万6518台で、同15.2%減ったが、ルノーサムスンと双竜の2社は増加した。 メーカー別にみると、現代の世界販売台数は22.3%減の28万1196台。国内は34.6%減の4万3857台、海外は19.4%減の23万7339台だった。 高級車ブランド「ジェネシス」の販売は7633台で前年同月比25.8%減った。エコカーは9340台で、5.4%減少した。 ただ1~9月の累計販売台数ではジェネシスが計10万600台となり、2年連続で年間10万台を突破した。エコカーも累計で8万3188台となり、前年同期比36.4%増加した。  起亜は国内が30.1%減の3万5801台、海外が10.1%減の18万7792台で、全体では14.1%減の22万3593台だった。 韓国GMは国内が36.5%減の3872台、海外が71.3%減の9878台。全体では66.1%減の1万3750台だった。 ルノーサムスンは国内が25.8%減の4401台、海外が612.5%増の1万346台を記録。全体では99.7%増の1万4747台となった。5社のうち唯一、前年同月より増加した。 小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「XM3」が欧州市場で好調であることに加え、ルノーグループが部品を優先的に供給していることなどが影響した。 双竜は国内が3859台で53.0%減となったものの、海外は2091台で28.6%増加した。全体では5950台で、39.5%減少した。
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