「イカゲーム」旋風続く…80か国でNetflix1位、外国メディアからも高評価

Netflixの韓国ドラマ「イカゲーム」旋風が止まらない。80か国で1位を記録し、外国メディアからも高評価が続いている。

韓国ドラマ「イカゲーム」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

　OTTコンテンツのランキングサイト「Flix Patrol」によると29日、「イカゲーム」は公開中の全83か国中、インド・南アフリカ・ウクライナを除く80か国で1位を記録した。インドでは3位、南アフリカとウクライナでは2位だった。

　「Flix Patrol」が集計したNetflixドラマ・ワールドランキングでは、今月23日から7日連続で1位を記録中で、Netflixの本場・アメリカでは21日から9日連続で1位に輝いている。

　外国メディアからも高評価を受けている。米CNNは29日、「『イカゲーム』って何？ その魅力は？」というタイトルの記事で、作品にスポットライトを当てた。同記事は「イカゲーム」について「最高だ」と表現し、「『イカゲーム』の人気は『パラサイト 半地下の家族』の時と似た現象」としている。

　英ガーディアン紙は「イカゲーム」を「アメリカでNetflixの1位を記録した最初の韓国コンテンツ」と紹介。「全世界を魅了した地獄のようなホラーショー」と表現した。

　ハリウッド映画や放送業界関係の情報を発信している専門メディア・デッドラインは「イカゲーム」が「韓国オリジナルドラマの金字塔を打ち立てた」とした。米オンラインメディア・BuzzFeedは「すべての人が『イカゲーム』について話している」とし、「あなたがドラマ中のどのキャラクターに当てはまるか探ってみよう」というクイズを出すなど、注目度の高さを示している。

　今月17日に公開されたNetflixドラマ「イカゲーム」は、456億円の賞金をかけた謎のサバイバルゲームに参加した人々が命がけで挑戦する物語。「イカゲーム」は韓国の「今日のTOP10」1位に加え、韓国ドラマとして初めてアメリカの「今日のTOP10」で1位を記録した。出演俳優への注目度も高まっており、カン・セビョク役の俳優チョン・ホヨンは、ドラマ出演後にインスタグラムのフォロワー数が40万人から800万人に増えるなど、人気が急上昇している。