“同性愛者をカミングアウト”歌手クォン・ドウン、年末に活動再開することを宣言(画像提供:wowkorea)
“同性愛者をカミングアウト”歌手クォン・ドウン、年末に活動再開することを宣言(画像提供:wowkorea)
韓国トロット(韓国の演歌)界で初めてカミングアウトして話題になり、様々な騒動の末、活動中止を宣言した歌手のクォン・ドウンが、カムバックを予告した。

 クォン・ドウンは所属事務所のミドゥムエンターテインメントを通じて「現在、長期間続いている新型コロナウイルス感染拡大により多くの国民が苦しんでいると思う。ことし末に新しいアルバムを発売し、長い間愛された国民の歌謡トロットが再び復興期に入るきっかけを作り、少しでも国民の疲れた心を慰めたい」と伝えた。

 また「以前カミングアウトした際には多くの方が応援し、慰めてくれたが、それに応えることができず、失望を与える行動が僕だけではなく、多くの性的少数者のイメージダウンにつながり、当分の間、暫定的に活動を休止していたが、これからはもう一度慎重に音楽界で活動を始めようと思う」とカムバックを予告した。

 クォン・ドウンは昨年10月、人権を代弁する意味で同性愛者であることをカミングアウトして大きな話題になった。その後、ユーチューバーとの脅迫をめぐる舌戦、遊興施設への出入り、熱愛及び破局、正義党及び共に民主党への入党及び離党など、音楽以外のことで物議を醸した。公式謝罪をしたものの、悪化していく世論に勝てず、暫定的に活動を中止することを発表した。

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