韓国防疫当局、新型コロナ感染者の入院期間を「10日から7日に短縮」する案を勧告(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局、新型コロナ感染者の入院期間を「10日から7日に短縮」する案を勧告(画像提供:wowkorea)
韓国防疫当局が新型コロナウイルスの感染者の入院期間を既存の10日から7日に短縮する案を勧告した。

 中央事故収拾本部のソン・ヨンレ防疫総括班長は27日、「先週金曜日(24日)から生活治療センターの推奨在院期間を7日に短縮する公文書を一線の地方自治体に送った」と明らかにした。

 ソン班長は「強制基準ではないが、感染症専門の病院や生活治療センター入所者に対し、これまで10日間の推奨入院期間があった」とし、「しかし、変異ウイルス『デルタ株』の特性上、症状発現の1、2日前から感染が始まり、症状発現の3日後からは感染力が落ちる現象が現れ、こうした科学的結果を反映したもの」と背景を伝えた。

 また、パク・ヒャン防疫総括班長は「現在、韓国ではデルタ株の感染が90%に近い水準」とし「これまでウイルスの特性が把握されていない状態で、最初は症状発現から2週間、その後10日で調整し管理してきた」と述べた。また、「この過程で無症状感染期にウイルスの排出量が多く、その後症状が発現した後は1日、2日だけ排出量が多く、その後は急減する様相が現れ、在院期間(変更)基準に関する議論があった」と伝えた。

 パク班長は「ここ数日間、感染者が急速に増えており、症状発現日から1週間、無症状感染者も感染日から1週間を基本在院期間として勧告した」と付け加えた。
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