10歳の孫を性的暴行した70代…弁護士も「非倫理的な犯罪」と容疑を認定=韓国(画像提供:wowkorea)
10歳の孫を性的暴行した70代…弁護士も「非倫理的な犯罪」と容疑を認定=韓国(画像提供:wowkorea)
満10歳の孫を性的暴行し、その過程を撮影・所持した容疑を持たれている70代の男性に重刑が求刑された。

27日裁判所によると、ソウル中央地方裁判所は性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの容疑で起訴されたA被告(74)の結審公判で重刑が求刑された。

検察はA被告に懲役20年を宣告してほしいと裁判部に要請し、このほか性的暴力治療プログラムの履修と身元情報の公開、10年間の児童・青少年関連機関および障がい者福祉施設への就業制限と電子装置の装着、保護観察などを命令してほしいと明らかにした。

A被告は2013年2月から約4年間、未成年者の孫を6回にわたり性的暴行し、携帯電話を利用し約46回にわたりその過程を撮影し所持した容疑で裁判にかけられた。

検察は、「祖父であるA被告が性の正体性と価値観が確立しない幼い被害者を、自身の性的欲求を満たすための手段として利用した。極めて反人倫的であるだけでなく、罪質が非常に不良だ」と求刑の理由を説明した。

A被告は最後陳述で、「ひどい罪を犯した。被害に遭った孫が1日でも早く悪夢から解放され、平凡な社会人になることを祈る」と涙を浮かべた。

A被告側の弁護人は、検察が主張した「非倫理的犯罪」が正しいと述べ、「言い訳もできない。してもいけない」と容疑を認めた。

しかし弁護人は、「A被告は不遇に育ち75歳の高齢で病気も抱えており、長期間の収監は難しい状況を考慮していほしい」とし、「被害者のために祈って生きていけるよう、最大限の寛容を施してほしい」と要請したものと伝えられた。

A被告の1審宣告公判は来月8日に行われる予定だ。
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