韓国の大食いユーチューバーtzuyang、報道機関を相手取った「損害賠償訴訟」敗訴(画像提供:wowkorea)
韓国の大食いユーチューバーtzuyang、報道機関を相手取った「損害賠償訴訟」敗訴(画像提供:wowkorea)
430万人を超えるYouTubeチャンネル登録者数を保有する韓国の人気ユーチューバーtzuyang(本名:パク・ジョンウォン)が虚偽報道で自身の名誉が毀損(きそん)されたとし、報道機関と記者を相手取って起こした訴訟で敗訴した。

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 27日、法曹界によるとソウル中央地裁はtzuyangが亜洲経済と所属記者Aを相手取って起こした損害賠償請求訴訟で原告敗訴との判決を下した。

 亜洲経済は昨年8月10日、オンラインを通じて「借金があるというtzuyang、引退後巨額損害賠償請求で小商工人を狙うのか」という見出しの記事を配信した。

 記事にはtzuyangがある飲食店を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしたという内容が書かれていた。そこには飲食店側が「悔しい」と主張する立場も含まれた。

 tzuyangは現在、「ある飲食店が肖像権とパブリシティー権を侵害した」とし、損害賠償請求訴訟を提起。一審の裁判が行われている。

 これに対してtzuyang側は「記事の内容は事実であるが、虚偽報道によって名誉が毀損された」とし、昨年9月に訂正報道とともに、報道機関と記者Aに計3000万ウォン(約300万円)の慰謝料を請求する訴訟を起こした。

 しかし、裁判所はtzuyang側が問題視した記事に対して訂正報道をしなければならないほど虚偽事実が含まれているとは見られないと判断した。

 裁判部は「原告が指摘する内容が虚偽事実だと認めることはできず、違法性が認められるとは考えにくい」と説明した。

 続けて「芸能人らのパブリシティー権(個人名及び肖像などに関する権利)訴訟に関して問題を提起し、社会的警戒心を悟らせようとしたという被告側の説明にも納得できる面がある」とし「主な報道の目的に公益性が認められる」と判断した。

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