【ソウル聯合ニュース】来年3月に実施される韓国大統領選の与党「共に民主党」の公認候補を決める予備選に出馬している丁世均(チョン・セギュン)前首相が13日、国会で記者会見を開き、予備選から撤退する意向を明らかにした。 予備選の地域別投票のヤマ場とされる南西部・全羅道での投票が約2週間後に迫る中、全羅北道を支持基盤とする丁氏の撤退は予備選の構図に影響を与えるとみられる。 丁氏は会見で、別の候補を支持するかどうかに関して「私は一貫して民主党を支持する」とだけ答えた。撤退は全羅道を支持基盤とする党前代表で元首相の李洛淵(イ・ナギョン)氏に配慮したためかとの問いにも「私の決定は民主党と韓国のためのもの」と述べるにとどめた。 6月17日に大統領選に名乗りを上げた丁氏は京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏、李洛淵氏と並ぶ同党「ビッグ3」とされたが、地域別投票で得票率が10%に届かず、一般有権者ら計64万人による1回目の一般投票では李在明氏、李洛淵氏、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官に次ぐ4位にとどまった。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40