アフガニスタン人であり特別貢献者として韓国の地を踏んでから2週間がたったA氏(40)は、13日午前、忠清北道鎮川にある国家公務員人材開発院で開かれた「プレスデー」に特別貢献者代表として参加し、上記の感想を伝えた。
アフガニスタン現地のバグラム韓国病院で通訳として働いていたA氏は、7月、最初に韓国大使館に協力を要請した人物である。
当時の状況について、A氏は「米国がアフガンを離れることを決めたという知らせを聞いて、未来が非常に不安に感じた」とし「キム・イルウン駐アフガニスタン公使参事官が父のように助けてくださり、苦しい状況で大きな助けになった」と述べた。
韓国の法務部によると、彼らは韓国生活へ適応するための初期段階にいる。韓国政府は彼らを対象に、現在、小児科および産婦人科など診療を通じて、健康に異常がないか把握するための診療を行っており、分別収集、チーム別の役割分担・活動など韓国社会の普遍的な秩序も教育している。
今月14日から17日までは、世帯別で外国人登録証発行のための身元情報を収集する。今後、個別面談を通じて、継続滞在または第3国への移動など希望するかどうか、把握する方針である。
現在までに第3国への移動を希望する意思を伝えた特別貢献者はいないという。
秋夕(チュソク、中秋節)連休後の今月23日から、本格的な社会統合プログラムを実施する予定である。成人には韓国語、韓国文化、社会秩序、物価、金融などを総合的に教育し、未成年者には文部科学省の協議を通じて、適正年齢に合った教育を進める予定である。
韓国法務部は、教育期間を5か月程度見ている。この期間を過ぎてからは、施設の外に出てそれぞれの生活を始めることになる。
これに先立ち、韓国政府を支援していたアフガン現地人やその家族390人は、先月27日、仁川国際空港を通じて韓国に入国し、鎮川人材開発院に設けられた臨時生活施設に入所し2週間の自己隔離に入った。
彼らは今月10日午前0時をもって自己隔離を終え、臨時施設内での活動を開始した。
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