「ストレッチ」は物流ロボットで、小さなクレーンのような形態をしている。付着している吸着式のスマートグリッパーを装着したマニピュレータ(人の腕と類似した機能を持つ機械)を利用し、大型の箱を他の場所へ移すことができる。両社は来年下半期、物流ロボット「ストレッチ」を商用化し、トラックからの荷物の上げ下ろしや倉庫の自動化など、スマート物流産業のためのソリューションを構築する。
ボストン・ダイナミクスには現在、ロボット犬「スポット」、物流ロボット「ストレッチ」、人間型ロボット「アトラス」などのラインアップがある。なかでも「スポット」は建設現場における道具として、すでに商用化されている。「スポット」はレンタルや従量制の料金制度によるサービスを検討中だ。両社はまた「スポット」を、現代自動車の生産施設を点検し、セキュリティを維持するための可能性についても検証している。
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