中国の王毅国務委員兼外相が来週初めに韓国を訪問するものと見られる。

外交筋によると6日、韓国外交部(日本の外務省に相当)は来週ソウルでチョン・ウィヨン(鄭義溶)外交部長官と王毅外相が会談する案を中国側と最終調整中だ。

外交部当局者は「これまで中・韓は高位級による疎通の必要性に共感し、交流を継続する様々な方法を緊密に協議してきた」とし「具体計画が出れば発表する予定だ」と述べた。早ければ明日にも訪韓日程が発表されるものと見られる。

中・韓外相会談は、今年4月に鄭義溶長官が中国福建省のアモイを訪問して以来の5か月ぶりで、王毅外相の訪韓は昨年11月以来の約9か月ぶりとなる。

今回の会談では、両国関係の強化はもちろん、朝鮮半島問題と国際情勢について幅広い議論が行われる見通しだ。

特に、来年2月に予定されている2022年北京五輪について、韓国側の支持とムン・ジェイン(文在寅)大統領の開会式出席などについて議論する可能性が高いという見方が出ている。また、王毅外相は韓国大統領府を訪れ、文在寅大統領を表敬訪問する計画であることが分かった。
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