国家人権委員会のロゴ(画像提供:wowkorea)
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韓国の国家人権委員会は、アフガニスタン現地協力者の国内移送に対し、歓迎の意を伝えた。

人権委員会は28日、チェ・ヨンエ(崔永愛)委員長名義の声明書を通じて「韓国政府のアフガニスタン現地協力者たちとその家族に対する迅速で安全な国内移送を大いに歓迎する」とし「人権委員会は彼らの安定的な国内定着が成功裏に推進されることを望む」と明らかにした。

続いて「生命を守り、人間らしく生きるための希望で本国を離れるしかない彼らの切迫した立場に対する共感と受け入れは選択ではなく、国際社会との約束であり、人類普遍の価値を高めること」と付け加えた。

特に人権委員会は「入国者のうち、10歳未満の児童だけでも180人以上になる」とし「彼らに対する教育・医療支援など、児童に対する格別な保護を期待する」と強調した。さらに「今回の措置を契機に、韓国が難民協約を批准した当事国であり、アジア初の難民法制定国家としての責任と国際的地位を高めることを期待する」と付け加えた。

これに先立ち、政府はタリバンの脅威を避けて自国を脱出したアフガニスタン難民など378人を韓国国内に移送し、特別滞在を許可した。1994年から今年6月まで韓国に保護を要請した難民は7万2217人だったが、このうち認定者は1112人で、3%程度にとどまっている。

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