新型コロナワクチン接種を義務化した米国の大学は、ニセの接種証明書を提出する学生たちのため 頭を痛めている(画像提供:wowkorea)
新型コロナワクチン接種を義務化した米国の大学は、ニセの接種証明書を提出する学生たちのため 頭を痛めている(画像提供:wowkorea)
新学期を迎えるにあたり 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を義務化した米国の大学は、ニセの接種証明書を提出する学生たちのため 頭を痛めている。

9日(現地時間)米現地メディア報道によると、米国内675の大学は 全職員と在学生を対象に新型コロナワクチン接種の義務化政策を施行している。

今月末に新学期が始まる大学は、在学生たちにワクチン接種証明書の写真を 大学のポータルサイトにあげるよう要求している。

しかし 大学の関係者たちは「学生たちが提出したワクチン接種証明書の真偽の確認が不可能だ」と懸念している。

実際にインターネットでは、新学期を迎える学生たちを対象に ニセの接種証明書の販売が流行していると、米AP通信は報じた。

あるインスタグラムには 新型コロナワクチン接種証明書が1枚25ドルで販売されていて、あるテレグラムのユーザーは ワクチン接種証明書10枚を200ドルで販売していた。

7万人のフォロワーがいる あるツイッターのユーザーは「大学在学中の娘がインターネットで50ドルを支払い、中国からワクチン接種証明書2枚が届いた」と伝えた。

このことについて ノースカロライナ大学チャペルヒル校のベンジャミン・メイソンマイヤー教授は「大学当局が、ワクチン接種について確認するのは容易ではない」とし「他の国とは異なり、米国はワクチン接種証明書が紙一枚に過ぎないためだ」と指摘した。

また「大学全体の安全のためにも、ワクチン接種証明書の真偽を確認する制度を整えなければならない」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96