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先月末から日本のMZ世代(ミレニアル世代+ Z世代)を対象に、韓国観光公社が実施しているニューノーマル時代のカスタマイズ事業である。韓国観光公社は、日本の中・高等学校1000人を対象に、韓国への仮想修学旅行を実施し好評を受けた。
今回の仮想修学旅行のテーマは、最近、日本社会全体で注目を集めている「持続可能開発」(SDGs)をコンセプトにした。韓国の都市再生と環境、歴史、文化、韓流、平和などの新しい魅力に触れられるようにするためだった。先月28日に実施した第1次仮想修学旅行では、ソウル麻浦区の「文化備蓄基地」を生中継で見せた。使われなくなった産業施設を生態・文化活動空間として再生し、持続可能なコンテンツとして定着した空間だからだ。
仮想修学旅行に参加した中村塾の女子高生は、「市民の意見の収集を通じて都市再生を行った文化備蓄基地とソウル路7017の事例を見て、日本も見習う点があると思った」とし「自然と文化、若い層が共存する都市開発の事例を見て、一度行ってみたくなった」と感想を残した。
韓国の文化を体験することができるスペースもMZ世代に注目されている。韓国観光公社が先月17日、日本の福岡の繁華街である天神でオープンした韓国文化体験空間「タッチザケイ」(Touch the K)が代表的である。タッチザケイは、ソウルのホットプレイスに来たような雰囲気を感じられる空間で、韓国の文化を体験することができる「体験ゾーン」と韓国旅行を準備することができる「観光ゾーン」などがある。
韓国観光公社の関係者は、「日本のMZ世代の目線に合わせて、韓流と韓国型ESG観光コンテンツなどを活用して、ポストコロナ時代の訪韓観光早期回復のためのマーケティングを継続して展開していく」と述べた。
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