揚州市で現地の新型コロナウイルス感染者が急増するなか、普段はにぎやかな市街地は閑散としている。
市内の人気の観光スポット「痩西湖」に旅行者の影はなく、「東関街」もひっそりと静まり返っている。商店はのきなみ店を閉め、路上を行きかう車も少ない。道行く人々はマスクを着けて、いそいそと歩いていく。
「南京市から来た人の新型コロナウイルス感染が確認された」という一報が出たのは7月28日。その感染者が何度も「雀荘」に出入りしていたことが分かり、現在も「雀荘発の感染連鎖」が続いている。
江蘇省の新型コロナウイルス感染対策当局が8月3日に開いた記者会見で、「江蘇省衛生健康委員会」の周明浩副主任が発表したところによると、揚州市で8月2日までに確認された新型コロナウイルス感染者のうち同市居住者は94人。その感染経路のうち64%を雀荘が占めている。
現在、揚州市当局は感染者の移動経路を調査し、住宅団地の封鎖や交通規制、接触者のPCR検査などの対策を実施している。
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