ソウル市内のスーパーの野菜コーナー(資料写真)=1日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内のスーパーの野菜コーナー(資料写真)=1日、ソウル(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が3日発表した消費者物価動向によると、7月の消費者物価指数は前年同月比2.6%上昇し、4か月連続で2%台の上昇率となった。農畜水産物や石油類などの上昇が続き、過去最高だった2012年4月(2.6%)と同水準となった。今年5月にも2.6%を記録している。

 物価上昇率は1月(0.6%)、2月(1.1%)、3月(1.5%)と徐々に拡大し、4月(2.3%)に2%台になった。6月は2.4%だった。

 7月は農畜水産物の上昇率が9.6%となった。前月(10.4%)より上昇幅が縮まり、今年初めて1桁上昇となった。

 工業製品は2.8%の上昇。今年4月以降、2%を超える上昇が続いている。電気・水道・ガスは0.3%のプラスとなった。

 サービス物価のうち、公共サービスは0.5%下落した一方、個人サービスは2.7%上昇した。また、家賃は1.4%上がった。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は1.7%上昇し、5か月連続で1%台の上昇率となった。17年8月(1.8%)以来の高水準となる。


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