韓国　けさのニュース（７月２６日）

◇新規コロナ感染者１３１８人　２０日連続で１千人上回る　中央防疫対策本部は２６日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１３１８人増え、累計１９万１６６人になったと発表した。市中感染が１２６４人、海外からの入国者の感染が５４人だった。１日当たりの新規感染者数は前日（１４８７人）より１６９人少ないものの２０日間連続で１０００人を超えた。また、月曜日に発表する日曜日の感染者数としては前週の１２５１人を上回り、再び過去最多を更新した。新規感染者数が減少したのは週末で検査件数が減った影響とみられ、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。◇アーチェリー　男子団体で三つ目の金メダルに照準　　アーチェリー韓国代表の呉真ヒョク（オ・ジンヒョク）、金優鎮（キム・ウジン）、金済徳（キム・ジェドク）は２６日、東京五輪のアーチェリー男子団体に出場し、２０１６年のリオ五輪に続いて同種目２連覇に挑戦する。韓国代表は混合団体、女子団体で既に金メダルを獲得しており、この日の男子団体で三つ目の金メダルに向けて矢を放つ。３人はそれぞれ五輪で頂点に立った精鋭ぞろいだ。呉は１２年ロンドン五輪の個人で、金優鎮はリオ五輪の団体で金メダルに輝いており、金済徳は東京五輪で初めて導入された混合団体で、安山（アン・サン）とともに韓国選手団初の金メダルを獲得した。◇中部・尚州でＭ２．２の地震　気象庁は、２６日午前６時５０分ごろ、中部・慶尚北道尚州市でマグニチュード（Ｍ）２．２の地震が発生したと発表した。震源の深さは１４キロと推定される。気象庁は「地震が発生した周辺の地域で揺れを感じる可能性がある」とし、「安全に注意してほしい」と呼び掛けた。◇セウォル号沈没事故の追悼空間きょう撤去へ　遺族ら反発　２０１４年４月に南西部の珍島沖で起きた旅客船セウォル号沈没事故を巡り、ソウル市は２６日、市内の光化門広場に設置された追悼空間を同広場のリニューアル工事のため撤去する予定だ。遺族らと市民団体は現場で座り込みを行うなど撤去に強く反対しており、ソウル市が撤去を強行すれば衝突が起こる可能性が高い。ソウル市は５日、遺族側に追悼空間の撤去を通知し、展示されていた写真や物品などを２５日までに持ち帰るよう求めていた。