韓国の新型コロナ感染者、「社会的距離の確保」を4段階に上げたが増加傾向続く(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナ感染者、「社会的距離の確保」を4段階に上げたが増加傾向続く(画像提供:wowkorea)
韓国では午後6時以降、「2人以上の集まり禁止」など、「社会的距離の確保」のレベルを4段階に上げているが、新型コロナ感染者の増加がなかなか収まっていない。

 韓国の防疫当局やソウル市など、各地方自治体によると、24日0時から午後9時まで、新型コロナの新規感染者数は1396人と集計された。前日同時間の1488人よりは87人少ないが、先週土曜日の同時間(1378人)よりは18人多い。

 各自治体が相次いで「距離を置く」措置を強化しているが、新型コロナの増加傾向がなかなか収まっていないようだ。

 地域別には、ソウル(478人)、キョンギ(京畿、313人)など首都圏で876人(62.8%)、首都圏外で520人(37.2%)が出た。

 1日の感染者数は今月7日に1212人を記録後、18日連続で4桁を維持しており、25日で19日目になる。

 首都圏では保育園の集団感染も相次いでいる。ソウルチュンラン(中浪)区のある保育園では、従事者、園児、家族など11人が感染した。京畿道パジュ(坡州)市の子供と、ピョンテク(平沢)市所在の幼稚園でも従事者と園児の間で感染者が発生した。

 コロナワクチンの接種者数は23日の一日で約14万人が増え、24日0時基準で1次接種者1686万4368人を記録した。全人口(昨年12月基準、5134万9116人)比32.8%だ。2次接種まで全て終えた人は684万7556人で、人口比13.3%だ。同日0時基準で、国内に残っているワクチンは、539万8400回分になる。
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