「NCダイノス選手が女性との私的な集まりで感染」防疫規則違反で韓国プロ野球選手協会が公式謝罪

先ごろ、韓国プロ野球NCダイノスの一部選手が防疫規則に違反し新型コロナウイルスに感染したことが判明。韓国プロ野球選手協会が公式謝罪文を発表した。

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　選手協会は15日、謝罪文を通して「日に日に深刻になっている新型コロナウイルス感染の局面で、全国民の皆さんの苦痛と疲労が高まっている中、一部選手の不適切な行動によって社会的物議を醸した点について責任を感じ、韓国プロ野球選手らを代表して謝罪申し上げる」と明かした。

　また「今回の事案をきっかけとして、選手団内部でも新型コロナウイルス感染予防に対するより徹底した管理がなされ、より大きな責任をもたなければならないという声が高まっている」とし、「選手協会は、これ以上同じことを繰り返すことがないよう全選手に防疫当局の防疫規則を改めて見直し、これを必ず守るよう持続的に声掛けしていく」と約束した。

　これを前にNCダイノスのパク・ミヌ内野手は5日午後10時以降、ソウルの遠征先の宿泊施設で、パク・ソンミン、クォン・フィドン、イ・ミョンギ選手などとともに外部の一般女性を呼んで防疫ルールに違反する”私的な集まり”を催した。

　その後、同席した一般人が新型コロナウイルスに感染した事実が明らかになった。結局、その場にいたNCダイノスの3選手も同ウイルスに感染した。東京五輪の代表に選ばれ、すでにワクチン接種を終えていたパク・ミヌ内野手は検査結果で陰性と判明した。

　以降、NCダイノスの球団は14日「パク・ミヌ内野手が今回の事案に対する責任と負傷(指)を理由に五輪代表チームから退く意向を明らかにした」と伝えた。