コロナ新規感染者1324人…「4次大流行」明日から首都圏は距離確保4段階に=韓国(画像提供:wowkorea)
コロナ新規感染者1324人…「4次大流行」明日から首都圏は距離確保4段階に=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のコロナ新規感染者は11日、0時現在で1324人を記録した。土曜日の統計基準では歴代最多となる。通常、日曜日(土曜日の統計)に発表される感染者数は総検査数の減少により、感染者数も減少する‘週末効果’を見せていた。しかし、この日も7万件あまりの検査が相次ぎ、感染者数はそれほど減っていなかった。コロナ‘4次大流行’が本格化する中、首都圏は12日から最も強力な社会的距離確保4段階を施行する。プサン(釜山)やテジョン(大田)は2段階を適用しており、チェジュ(済州)は12日から2段階を適用する。

中央防疫対策本部によると、この日0時現在のコロナ新規感染者は1324人と集計された。国内での感染者は1280人、海外からの流入感染者は44人であり、累計感染者は16万8046人となった。5日から最近1週間の新規感染者は711人→746人→1212人→1275人→1316人→1378人→1324人となっている。

この日の総検査件数は7万4585件(前日12万2145件)で、最近の平日の検査数を下回った。ただし、‘4次大流行’以前の日曜日の統計値(約3万件)よりも確実に増えた。感染が疑われる申告検査者数は2万638人、首都圏の臨時選別検査所の検査件数は4万7597件(感染者223人)、非首都圏の臨時選別検査所の検査件数は6350件(感染者17人)を記録した。重症者は145人、死亡者は5人であり、累計死亡者は2043人(致命率1.22%)となった。

コロナ予防接種対応推進団は11日0時現在で、新規で1万2758人がワクチンを接種し、累計1558万6442人に対し1次接種を完了した(接種率は30.4%)ことを明らかにした。また、接種完了者(2次接種者)は3万9095人、累計587万1559人で、接種率は11.4%となる。この日、副反応の申告統計は発表されなかった。

この日、国内発生基準の首都圏感染者は964人と全体感染者の約75%を占めた。具体的な地域別感染者の現況は、ソウル501人、キョンギド(京畿道)399人、インチョン(仁川)64人だった。この他、釜山53人、テグ(大邱)23人、クァンジュ(光州)22人、大田31人、ウルサン(蔚山)22人、セジョン(世宗)3人、カンウォンド(江原道)20人、チュンチョンプクド(忠清北道)7人、チュンチョンナムド(忠清南道)31人、チョルラプクド(全羅北道)2人、チョルラナムド(全羅南道)5人、キョンサンプクド(慶尚北道)10人、キョンサンナムド(慶尚南道)63人、チェジュ(済州)24人など、全国でコロナ感染者が発生した。

首都圏拡散が深刻な中、ソウル・京畿道・仁川市は12日から25日まで、新しい社会的距離確保4段階措置を適用する(ただし、カンファ(江華)郡とオンジン(壅津)郡は2段階を適用)。 首都圏では昼の時間帯には4人まで集まることができるが、午後6時以降は2人までしか集まることができない。事実上、夕方以降、社会活動を中止するという措置だ。食堂、カフェ、ジムなど、一般多重利用施設は午後10時まで営業できる。

遊興施設は4段階の基準上、午後10時まで営業できるようになっているが、今回の距離確保の格上げにより、これらの施設に対しては集合禁止が続く。

この日、海外からの流入感染者44人は、中国1人、中国を除くアジア40人、欧州1人、米国2人となっている。国別では、インドネシアから入国した感染者が15人で最も多かった。感染者の内訳は、韓国人20人、外国人24人で、検疫段階で12人、地域社会で32人の感染が確認された。
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