徐氏が以前にバッハ会長と韓国以外のIOC委員全員に抗議したところ、IOCから日本側への問い合わせを促す返答があった。そのため、再度これら委員と、さらにIOC名誉委員にもメールを送ったという。
このメールでは、2018年に韓国で開催された平昌冬季五輪の際に、日本が朝鮮半島旗(統一旗)に描かれていた独島について抗議し、韓国がIOCの勧告を受け入れて旗に描かれていた独島を削除した経緯を説明。東京五輪・パラリンピックHPに関するIOCの対応を「中立的な立場を守るべきIOCが偏った行動を取ることはオリンピック精神にも反する行為だ」と批判した上で、速やかな対応を要請した。独島が韓国領土であることを証明する英文資料も添えた。
IOCは東京五輪・パラリンピックHPの表示について、政治的な意図ではなく地形的な表現とする日本側の一方的な主張を認め、表示の削除を勧告していない。
徐氏は、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長に独島表示の削除を求めるメールも送り続けている。
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