このところ新規感染者数は緩やかな減少傾向にあったが、首都圏を中心にクラスター(感染者集団)が相次いで発生し、再び600人を超えている。とりわけ、感染力が従来型より強いとされるインド型(デルタ株)の変異ウイルスが世界的に拡大しており、韓国でもこれまでに190人の感染者が出ている。
新たに確認された市中感染者602人を地域別にみると、ソウル市が264人、京畿道が179人、仁川市が24人で、首都圏が計467人と全体の77.6%を占めた。
首都圏以外の地域では、釜山市が27人、慶尚南道と全羅南道がそれぞれ17人、蔚山市が16人、江原道が13人、忠清北道が10人、大田市が8人、慶尚北道が6人、大邱市と光州市がそれぞれ5人、忠清南道と済州道がそれぞれ4人、世宗市が2人、全羅北道が1人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは32人だった。このうち13人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの19人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から1人増えて計2009人となった。韓国国内の平均致死率は1.31%。重篤・重症患者は143人となっている。
24日の検査件数は2万7763件で、前の日に比べて1070件少なかった。
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