純資産１００万ドル超の富裕層　韓国は昨年１０５万人

【ソウル聯合ニュース】スイス金融大手クレディ・スイスが２２日（現地時間）に発表した世界の富に関する報告書「グローバル・ウェルス・レポート」の２０２１年版によると、純資産１００万ドル（約１億１０００万円）超の富裕層（成人）は昨年に世界全体で５６０８万４０００人と推計された。　国別では米国が２１９５万１０００人で全体の３９．１%を占め、次いで中国（５２７万９０００人）、日本（３６６万２０００人）などと続いた。韓国は１０５万１０００人で約２%を占めた。　各国の成人人口に占める純資産１００万ドル超の富裕層の割合は、スイスが１４．９%で最も高く、次いでオーストラリア（９．４%）、米国（８．８%）の順だった。韓国は２．５%。　世界の成人１人当たりの純資産は昨年末時点で平均７万９９５２ドル。１年前に比べ６．０%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて各国の中央銀行が超低金利政策を取り、不動産や株式などの資産の価格が上昇したことによるものだ。