中国外務省の劉曉明 朝鮮半島事務特別代表(画像提供:wowkorea)
中国外務省の劉曉明 朝鮮半島事務特別代表(画像提供:wowkorea)
韓国のノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長は今日(23日)、新たに任命された中国外務省の劉曉明 朝鮮半島事務特別代表と 初めての電話協議を行なった。今年の4月12日に特別代表として任命されて以降 約2か月が経っての初協議である。

韓国外交部(外務省)によると、この日の電話協議で双方は 最近の朝鮮半島情勢に対する評価と展望などに関して意見を交換し、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に進展をもたらすための中韓間の協力方案について話し合った。

ノ本部長は、北朝鮮の対話復帰を牽引するための中国の役割を求めた。劉代表は 朝鮮半島平和プロセス進展のための これまでの韓国側の努力を評価しながら、中国の建設的役割を通じた協力の意志を再確認した。

双方は 可能な限り早期に、対面協議など多様な方式で 朝鮮半島問題に関する両国間の協議を続けていくことで一致し、ノ本部長は劉代表の訪韓を招請した。

一方 この日の電話協議は、米国務省のソン・キム対北特別代表の訪韓期間と合わさったことから関心を引いた。米朝間の神経戦が繰り広げられている中、北朝鮮と中国は 米国に対する交渉力を高めるために密着する行動をとっている。

今月19日に韓国を訪れたソン・キム代表は 4泊5日の日程を終え、この日 インドネシアへと出国した。

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