“タマネギ男”チョ・グク元法相の娘、証人支援サービスで非公開出廷予定＝韓国

今月25日、韓国のチョ・グク元法務部長官とチョン・ギョムシム東洋（トンヤン）大学教授夫婦の裁判に証人として出席する予定の娘チョ・ミン氏が、裁判所の証人支援サービスを利用して非公開出廷する予定だ。

22日、法曹界によると、チョ被告側は同日、裁判部に証人支援サービスの申請書を提出した。

証人支援サービスは、証人が心理的に安定した状態で証言できるように支援する制度だ。証人支援官が証人出廷から退廷を助けるため、外部や被告人との接触を遮断したまま証言することができる。

今月11日、ソウル中央地裁は、チョ夫婦の子供の不正入試など疑いの続行公判を進め、検察側の要請によりチョ・ミン氏を証人に採択した。

検察は、チョ夫婦が娘の入試のために、虚偽のインターン活動証明書やボランティア活動証明書を発給していたとみている。

前回の裁判でチョ元長官側の弁護人は「家族全員が一つの法廷で裁判を受けるのが気の毒だ」とし、証人出席時に証言拒否権を行使すると予告していた。刑事訴訟法によると、自分や親族が処罰を受ける恐れがある内容に対する証言は拒否できる。