「給食に異物混入の疑い」幼稚園教諭、検察に送致=韓国(画像提供:wowkorea)
「給食に異物混入の疑い」幼稚園教諭、検察に送致=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察が、幼稚園の園児たちが食べる給食に異物を混入した疑いなどをもたれている教諭を検察に引き渡した。

 ソウル・クムチョン(衿川)警察著は児童虐待・特殊傷害未遂損壊などの疑いをもたれている幼稚園の特殊クラス教諭A(48)を逮捕、送致したと22日、明らかにした。教諭Aは昨年11月、ソウル衿川区のある幼稚園で働きながら、園児の給食と同僚教諭のコーヒーに異物を混入した疑いを持たれている。これを前に裁判所は10日、「逃走の恐れがある」として教諭Aに対する逮捕状を発布した。

 同事件は教諭Aが給食に何かを入れる場面が収められた防犯カメラ映像を見た保護者たちが警察に通報して判明した。教諭Aは警察の取り調べで、当時入れた物質がキシリトール、しょうが粉だったと主張したことがわかった。しかし、国立科学捜査研究院が教諭Aが持っていた液体容器を分析した結果、蚊の忌避剤と界面活性剤の成分などが検出された。

 被害園児の保護者らは「6歳半の児童と特殊クラスの子ども17人余りが嘔吐や鼻血、腹痛、かゆみなどの苦痛を訴えている」と主張している。

 一方、教諭A側は去る10日、拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)を終えた後、「教諭Aが持っていた物から蚊の忌避剤が出たということ、食べ物の器などからそのような物質が出たわけではない」とし、「蚊の忌避剤などを持っている可能性があるが、それを(園児たちの給食などに)入れたという証拠はない」と反論した。


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