中国外務省は「米国とロシアが 戦略的安定対話をしていくことで一致したことを歓迎する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
中国外務省は「米国とロシアが 戦略的安定対話をしていくことで一致したことを歓迎する」と伝えた(画像提供:wowkorea)
対立している米国とロシアが首脳会談で 戦略的安定に関する共同声明を採択した中、中国政府は「歓迎の意」を伝えた。

中国外務省の趙立堅 報道官はきのう(17日)の定例会見で、先の内容に関する質問について「米国とロシアが 戦略的安定対話をしていくことで一致したことを歓迎する」と伝えた。

ジョー・バイデン米大統領とウラジミール・プーチン ロシア大統領は16日(現地時間)、スイス・ジュネーブで会談を行なった後、核戦争の危険減少などのための戦略的安定性に関する共同声明を採択した。

趙報道官は「米国とロシアは、最大核兵器保有国だ」とし「国連総会の文書と国際的合意にしたがって、拘束力のある方式で 核兵器を大幅に削減すべきだ」と語った。

つづけて「これは 究極的には、全面的な核削減のための環境づくりに役立ち、全世界の戦略的安定を維持することで、国際平和と安定を推進する最も効果的な方法だ」と主張した。

また「米国とロシアの首脳が『核戦争は、勝つことができず 戦ってもいけない』と主張したことを聞いた」とし「中国は 核戦争の危険性を下げ 地球の戦略的安定のために、核保有国たちが共同で この理念を再確認するよう、積極的に推進してきた」と強調した。

さらに「中国は 5大核兵器保有国体制など、各国と戦略的な安定に関するテーマについて討論することを支持する」とし「相互平等を尊重するという土台の上で、各国と この問題について対話を続けていくことを願う」と付け加えた。

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