韓国青瓦台の朴洙賢・国民疎通首席秘書官(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国青瓦台の朴洙賢・国民疎通首席秘書官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は16日のラジオ番組で、主要7カ国(G7)首脳会議に合わせた韓日首脳会談が開かれなかったことについて、「青瓦台があれこれ言うのは両国関係の発展のため適切ではない」としながらも、「両国が会談のため多くの努力をした」と明らかにした。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と菅義偉首相はG7で対面したが、会談は行わなかった。

 朴氏は「大統領のG7と欧州歴訪の意味が韓日会談を巡る攻防に流れ残念だ」とした上で、「オープンな姿勢で韓日関係の発展のため引き続き努力する」と強調した。

 G7首脳会議の結果に中国が反発していることに関しては、「中国も韓米同盟の重要性を強調する韓国の立場を十分理解している」と述べた。

 文大統領がオーストリアで行った記者会見で、「北が同意すれば、(新型コロナウイルス)ワクチン供給への協力を積極的に推進する」と表明したことについては、北朝鮮の同意だけでなく、国内でのワクチン接種・需給状況の完全な解決を前提にした発言と説明した。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40