「ワクチンの副作用が出たら保険金はもらえますか?」関心高まるワクチン保険=韓国(画像提供:wowkorea)
「ワクチンの副作用が出たら保険金はもらえますか?」関心高まるワクチン保険=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ではワクチンの接種者が1000万人を超え、ワクチン保険に関心が高まっている様子だ。特に、ヤンセンワクチンの接種が始まり、30代の若年層から関心を集めている。

 11日、韓国政府によると、同日までに韓国の新型コロナウイルスワクチンの1次接種者は1056万5404人を数えた。全体人口の20.6%にあたる。2次接種を終えた人は263万人を超え、5.1%と集計された。世界25位のワクチン接種規模だというのが政府の説明だ。

 ワクチン接種が増えるにつれ、ワクチン保険への関心も高まっている。ワクチンの副作用であるアナフィラキシーショック(強いアレルギー反応)が発生した場合、安い保険料で保険金がもらえるという理由からだ。ネイバーデータラボとカカオデータトレンドによると、「ワクチン保険」を検索した30代男性は3月25日の保険発売以後、平均検索量値が’5’水準に過ぎなかったが、6月1日にヤンセンワクチンが導入されてから9日までは平均’50’以上続いているという。

 関心は保険加入にもつながっている。ライナー生命の調査によると、軍予備軍・民防衛(民間防衛)隊員対象にヤンセンワクチンの事前予約を開始したら、30代男性のワクチン保険加入率が増加した。今月に入り、「安心できるアナフィラキシーショック診断保険」の加入者のうち、30代の割合は以前より159%増えたが、男性が189%も急増した。女性の割合も42%増えている。

 現在、韓国内の保険会社でワクチン保険を販売しているところは、ライナ生命とサムスン火災の2社だ。両保険会社の商品はいずれもアナフィラキシーショックの診断費を保障する商品。

 保険会社の関係者は「ワクチン接種者が増えるにつれ、ワクチン保険の問い合わせが増えている状況」とし、「保険料がかなり安く、単発性の商品で実際の加入者も多い。来月からは他の保険会社も関連商品を出すものと予想される」と話した。
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